東京と一部地方しか放映していないので、お伝えしようか考えましたが、
TVer等の見逃し番組アプリで見られるようですので、念のため。
ギリギリすぎんぞ!とヒンシュク買いそうですが、ほんとごめんなさい。
乃木坂46さんがいつものパターンで何かに頑張る番組シリーズ?の一つである、
『東京パソコン倶楽部』に出演してきました。
ま、最初僕に声がかかったのでなく、某方面からご推薦をいただきまして…
ま、ゲーミフィケーションの一つとしてやってみるのもいいかと快諾し、
Raspberry Piの紹介や使い方を教える『講師』として出演しました。
放送は先々週と先週でなぜか最後のおしりの5分x2の特集という形となっております。
乃木坂の方々にはRaspberry Pi 5を使ってセットアップをするところから始めて、
AI Cameraをいじるところまで、やっていただきました。
版権の問題があり、ここには画像とか貼り付けられず、文字のみですいませんが、
下記TVerのリンクからぜひ最後のわずか5分でありますが、見てくださると幸いです。
後日談などは後ほど。
【東京パソコン倶楽部TVerリンクはこちら】
「NEWS」カテゴリーアーカイブ
Raspberry Pi 500リリース
Raspberry Pi Ltd. は12月9日に、Raspberry Pi 500をリリースしました。
https://www.raspberrypi.com/news/raspberry-pi-500-and-raspberry-pi-monitor-on-sale-now

「Raspberry Pi 500」は、Raspberry Piがキーボード一体型となった「Raspberry Pi 400」のRaspberry Pi 5版にあたるモデルです。スペックは基本的にRaspberry Pi 5相当ながら、RAMはPi 400の4GBから倍の8GBが採用されました。
単品モデルには、Raspberry Pi OSが書き込み済みの32GBのSDカードがバンドルされます。価格は90ドルです。
キットモデルは、本体、電源アダプター、マウス、MicroHDMI-HDMIケーブル、入門ガイド、SDカードとケースが付属します。価格は120ドルです。
Raspberry Pi 500は、各リセーラーを通じて販売されますが、日本では技術基準適合証明の取得が完了していないため、取得が確認されて、日本のリセーラーによる販売が開始するのを待つ必要があります。
日本のリセーラーはぞれぞれ、今後の販売予定についてアナウンスしています。日本語版も登場予定で、スイッチサイエンスでは価格を20,130 円としています。
KSY https://raspberry-pi.ksyic.com/news/page/nwp.id/144
スイッチサイエンス https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000184.000064534.html
Raspberry PI 公式モニターの発売
Pi 500との組み合わせを想定した、Raspberry Pi 公式のモニターも合わせて発売されました。15.6インチのフルHS IPSパネルとスピーカーを2つ搭載し、折りたたみ式一体型スタンドとVESAポイントも備えています。価格は100ドルです。

Raspberry Pi 400の価格変更
Raspberry Pi 400については、今後も継続して販売されることと、価格が改定されて値下げされることが、合わせて発表されました。
単品のモデルは、価格変更後の出荷分にSDカードが付属するように変更されながら、価格が70ドルから60ドルに下がりました。また、キットモデルも100ドルから80ドルに価格が変更されています。
Raspberry Pi Compute Module 5リリース
Raspberry Pi Ltd.は11月27日に、Raspberry Pi Compute Module 5(CM5)をリリースしました。
https://www.raspberrypi.com/news/compute-module-5-on-sale-now

Raspberry Pi Compute Moduleは、おもに産業向けに開発された、モジュール用のRaspberry Piシリーズです。CM5は、CM4のフォームファクターを維持しながら、Raspberry Pi 5に搭載されたRP1を搭載しており、CM4にはなかったUSB3.0x2ポートを新たにサポートします。CM4とは多くの後方互換性がありますが、USB3.0ポートを搭載する代わりに2-lane MIPIインターフェイスが削除されるなど、いくつかの変更もあります。
CM4と同様、RAMの容量、eMMCストレージ、無線の有無に応じた多数のバリアントが存在します。RAMは2/4/8/16GBの4種類(16GBが追加。2025年に発売予定)、eMMCは0/16/32/64GBの4種類(64GBが追加)が選択可能です。これらの組み合わせに応じて、45ドルから135ドルで販売されます。
CM5に合わせて、CM5用パッシブクーラー(ヒートシンク)が5ドル、CM5用の新たなIOボードが20ドル、IOケースが15ドル発売されます。


さらに、CM5本体(無線あり・4GB RAM・32GB eMMC)といくつかのアクセサリをセットにしたDevelopment Kitも130ドルで発売されます。
CM5と関連アイテムは認定リセーラーを通じて販売されます。また、無線付きモデルは、日本では技術基準適合証明の取得が完了していないため、取得が確認されて、日本のリセーラーによる販売が開始するのを待つ必要があります。
※CM5は産業向けのため、希望のモデルが個人向けショップで購入できるとは限らない点にご注意ください。
Raspberry Pi Pico 2W リリース
Raspberry Pi Ltdは11月25日、Raspberry Pi Pico 2Wをリリースしました。
https://www.raspberrypi.com/news/raspberry-pi-pico-2-w-on-sale-now

Raspberry Pi Pico 2Wは、8月にリリースされたRaspberry Pi Pico 2の無線機能搭載バージョンです。
Pico 2と同様に、RP2350A マイクロコントローラーを搭載しており、QSPIもPico 2と同じく4MBを搭載します。
また、GPIOピン、ソフトウェアの互換性、無線コントローラー(CYW43439 2.4GHz無線LAN / Bluetooth 5.2)は、Raspberry Pi Pico Wと同様となります。
Raspberry Pi Pico 2Wの価格は7ドルで(参考: Pico 2は5ドル、Pico Wは6ドル)、Raspberry Pi認定リセーラーを通じて発売されます。
なお、日本での販売については、技術基準適合証明の取得が完了していないため、取得が確認されて、日本のリセーラーによる販売が開始するのを待つ必要があります。
記事の中では、すでにPimoroniでいくつかの製品に採用・販売がされているものの、まだ正式にはリリースされていないRaspberry PiのRM2無線モジュールについても、近日中に発売予定と言及されています。
Raspberry Pi SSD および SSD Kitsを発表
Raspberry Pi Ltdは10月23日にRaspberry Pi SSD および SSD Kitsを発表しました。
https://www.raspberrypi.com/news/raspberry-pi-ssds-and-ssd-kits

256GBと512GBの2種類が用意されており、SSD単品の場合は256GBが30ドル、512GBが45ドルとなっています。また、M.2 HATとセットになったSSD Kitの場合は、256GBが40ドル、512GBが55ドルとなっています。
なお、今月上旬には、A2クラスに対応した公式のMicroSDカードと、Raspberry Pi 5向けのバンパーも発表されています。
Raspberry Pi AI Camera発表
Raspberry Pi Ltd.は、9月30日にRaspberry Pi AI Cameraを発表しました。価格は70ドルです。
https://www.raspberrypi.com/news/raspberry-pi-ai-camera-on-sale-now

AI Cameraは、AI アクセラレータを統合したソニーのIMX500センサーを使用したカメラモジュールす。また、カメラモジュールのニューラルネットワークとファームウェアの管理にはRP2040が使用されています。
6月に発売されたAi Kitは、性能が高い代わりにRaspberry Pi 5専用でしたが、AI Cameraはコンパクトで、Raspberry Pi Zeroを含む全てのRaspberry Piに接続が可能です。
ソニーが提供するAIツールを使用すると、TensorFlowやPyTorchなどのフレームワークを使用したニューラルネットワークモデルを変換して、AI カメラで効率的に実行できるとしています。また、AI CameraはRaspberry Pi libcameraと統合されており、Picamera2やrpicam-appsなどのアプリケーションを通じて使用が可能です。
センサーの詳細やドキュメントは、AITRIOSの開発者サイトに掲載されています。
https://developer.aitrios.sony-semicon.com/en/raspberrypi-ai-camera
なお、ソニーからもニュースリリースが公開されています。合わせて参照ください。
https://www.sony-semicon.com/ja/news/2024/2024093001.html
AI Cameraは今後リセラーを通じて販売される見込みです。
https://raspberry-pi.ksyic.com/main/index/pdp.id/1098/pdp.open/1098
Raspberry Pi Pico 2およびRP2350がリリース
Raspberry Pi Ltdは2024年8月8日に、Raspberry Pi Pico 2 およびRP2350を発表しました。
https://www.raspberrypi.com/news/raspberry-pi-pico-2-our-new-5-microcontroller-board-on-sale-now

Raspberry Pi Pico 2は、RP2350を搭載した新しいマイクロコントローラー開発ボードで、外形やピン配置はPicoと互換性がありますが、RP2350の搭載によって、よりパワフルなボードになりました。価格は5ドルです。
RP2350は、RP2040の機能を強化した新しいマイクロコントローラーチップです。CPUはPicoで採用されていたデュアルArm Cortex-M0+@133MHzから、浮動小数点およびDSPをサポートするDual Arm Cortex-M33@150MhzもしくはDual RISC-V Hazard3@150Mhzに強化され、ArmコアかRISC-Vコアかのどちらかを選んで使えるようになりました。SRAMは264KBから520KBとほぼ倍になり、QSPI Flashも2MBから4MBと倍に増量しています。PIO state machinesは8から12に強化されています。
また、RP2350は60-QFNのRP2350Aと、80-QFNのRP2350Bの2種類が展開されており、RP2350Bの場合はGPIOが48個提供されます。さらに、2MBのQSPI フラッシュを内蔵したRP2354A / RP2354Bも展開されます。なお、Pico 2にはRP2350Aが搭載されます。
RP2350は、2024年末頃までに量産の開始が予定されています。今後RP2040の用にRP2350が入手可能になることで、サードパーティベンダーからRP2350を搭載した様々なボードが販売されたり、開発者は自分のボードに組み込んだりすることが可能です。
Raspberry Pi Pico 2は今後各認定リセーラーを通じて販売が開始されます。
KSY: https://raspberry-pi.ksyic.com/main/index/pdp.id/1094/pdp.open/1094
スイッチサイエンス: https://www.switch-science.com/products/9809
Raspberry Pi AI Kit発売
Raspberry Pi Ltdは、6月4日にRaspberry Pi AI Kitを発表し、認定リセーラーを通じて販売を開始しました。価格は70ドルです。
https://www.raspberrypi.com/news/raspberry-pi-ai-kit-available-now-at-70/
Raspberry Pi AI Kitは、Hailo 社と共同開発したAIアクセラレータ モジュールに、先日販売開始したRaspberry Pi M.2 HAT+をセットにしたキットです。モジュールにはHailo-8L コプロセッサを搭載しており、Raspberry Pi 5と組み合わせることで、ニューラル ネットワーク、人工知能、機械学習を低遅延かつ低消費電力で試すことが可能としています。
Halioによってモデルが公開されているため、このモデルを使用してすぐに試せるほか、Raspberry Piのカメラで簡単に試せるようにするためにテンプレートが用意されており、今後はPicamera2フレームワークへの統合も予定されています。
Raspberry Pi AI Kitは、認定リセーラーを通じて販売されます。日本の各リセーラーでも販売が予定されているようです。
イギリスのPimoroniでは、予約受付中です(参考までに、日本宛の場合はRoyalMail使用で62.25GBPでした)。
また、Jeff Geerling氏によるサンプルのレビュー動画も公開されていましたので、あわせて紹介します。
Raspberry Pi 5の日本国内販売が開始
Raspberry Pi 5が日本での工事設計認証取得を完了し、本日より日本のRaspberry Pi Approved ResellerであるKSYおよびスイッチサイエンスの2社から販売が開始されました。
https://raspberry-pi.ksyic.com/main/index/pdp.id/1059,1015,1016/
両リセーラーとも、本体以外にもケースやカメラ・ディスプレイケーブルなどのアクセサリーが同時に販売開始されているため、必要に応じて購入すると良いでしょう。
Raspberry Pi 5 リリース
Raspberry Pi Ltdは9月28日7時(イギリス夏時間)にRaspberry Pi 5を発表しました。

出荷は10月23日より行われます。また、日本では出荷時点では技術基準適合証明・技術基準適合認定が取得されていませんが、今後取得が予定されています。
Raspberry Pi 5の主な機能は以下のとおりです。
- 2.4GHz クアッドコア Arm Cortex A-76 CPUとVideoCore VIIを搭載したBroadCom BCM2712 SoC
- 4267MHz の LPDDR4X SDRAM
- 2.4GHz/5GHz 802.11ac 無線LAN
- Bluetooth5.0/BLE
- SDR104に対応して高速化したMicroSDカードスロット
- それぞれ5Gbpsでの動作をサポートする2つのUSB3.0ポートと、2つのUSB2.0ポート
- PoE+に対応したギガビットイーサネット(PoE+使用にはPoE+ HATが必要です)
- 2つの4レーンMIPIポート(カメラ・ディスプレイ兼用)
- PCI Express 2.0×1ポート
- USB Type-Cによる 5V/5A DC電源(PDが有効)
- Raspberry Pi 40ピン GPIOポート
- 外部バッテリーから電力供給可能なRTC
- 冷却ファン専用コネクター
- Raspberry Pi Debug Probeを使用して利用可能な独立したUARTポート
- 電源ボタン
発売開始時には、4GBと8GBのモデルが販売される予定です。価格は4GBモデルが60ドル、8GBモデルが80ドルです(日本での価格は認定リセーラーからの発表を確認してください)。
また、Raspberry Pi 5の発売に合わせて、アクセサリ各種も発売されます。
「27W USB-C PD Power Supply」は、Power Deliveryに対応したRaspberry Pi 5向けの電源アダプターです。Raspberry Pi 5のUSBポートで電源供給できる合計容量はデフォルトでは600mAですが、USB PD電源を使用することで自動で1.6Aに増強されます。また、電源アダプターは9V3A、12V2.25A、15V1.8Aの出力にも対応します。
「Raspberry Pi 5 Case」は、新しい専用ケースです。可変速ファンを搭載しており、Raspberry Pi 5のファン専用コネクターに接続することで使用できます。カラーは赤・白の他に、グレーの販売も予定されています。
「Active Cooler」は、ケースを使用せずに高負荷でRaspberry Piを動作させる場合の冷却ソリューションです。金属製のヒート新規とか変速のファンを組み合わせたもので、ファン専用コネクターに接続して使用できます。ヒートシンクは、取り付け穴にバネ付きピンを差し込んで取り付けられます。
「RTC battery」は、電源管理ICに搭載されたリアルタイムクロックの電力供給に使用可能な、バッテリーコネクターに接続するための2ピンプラグ付きのPanasonic製ML2020コイン形リチウム二次電池のパッケージです。
カメラ・ディスプレイ用アダプターケーブルは、Raspberry Pi 5(および Compute Module 開発ボード)で使用可能なケーブルです。カメラとディスプレイとでケーブルのピン配置が異なるため、使用するモジュールに応じてケーブルを正しく選択する必要があります。ケーブルは、20cm、30cm、50cmの3種類が販売されます。
「Raspberry Pi 5 PoE+ HAT」は、Raspberry Pi 5向けに設計されたPoE+ HATです。ケースとファンと同時利用可能なように小型に設計されています。このHATボードは年末頃の発売の見込みです。
「Raspberry Pi 5 M.2 HAT」は、Raspberry Pi 5 の PCIe FPC コネクタに接続して利用可能な、M.2形式のPCI ExpressデバイスもしくはNVMeデバイスをサポートしたHATボードです。こちらのHATボードも年末頃の発売の見込みです。
Japanese Raspberry Pi Users Groupでは、サンプルを用いたレビューを行いましたので、以下の記事も合わせてご覧ください。