Raspberry JAM Tokyo 2023.8を開催します

Raspberry Pi ユーザーズグループ、及び関係者の皆様、

2020年のCOVID-19でもたらされたパンデミック状態は、多くの活動が制限され、ITイベントはほぼオンラインイベントのみとなり、多くの人との実交流も制限される状態となりました。また、Raspberry JAMもオンラインイベントが推奨され、オフラインイベントが開催できない状況が続きました。

昨年より、海外ではWith COVIDということで通常状態に戻していく流れとなり、ITイベントもハイブリッドから全面オフラインイベントへと徐々に移行されるようになりました。Raspberry Pi側からもオフラインイベント再開が言及されるようになり、実際、私(太田)も昨月末に台湾のRaspberry Piコミュニティイベントに参加を果たしました。

オフライン再開の流れに伴い、コアメンバーでオフラインのミートアップ・イベントの開催再開を検討してきました。ただ、検討を開始した昨年はRaspberry Pi自体の在庫不足の影響が残っており、オフラインイベントにてブースを構えさせて頂いても、質問といえば在庫のことばかり、、これには参りました。さらに、日本での会場の貸し出しは、まだコロナを理由に難儀を示すところは多く、調整は難航していました。

そんなとき、ミドクラ様から会場を貸与いただける旨のお話と、彼らが持つEdgeIoTのソリューションの推進協力のお願いのお話を頂きました。

ミドクラ様とはOpenStackの関係でCEOの加藤さんとはご挨拶させて頂いたことがありましたが、近年はEgde IoTへシフトしつつあるお話を聞き、大変興味を持ちました。

私としても、なかなか会場を借りられない現状があることから、大変ありがたいお話であると思い、このたびコラボレーションシップを結ばせて頂きました。そしてこの提携の対話がはじまった今年の春先には、Raspberry Piのサプライチェーン改善によって大分在庫が落ち着き、オフラインイベントを再開しても良いチャンスなのでは感じています。

さて、再開するにあたり、

  • 現状のRaspberryPiの状況について話せる限りお知らせ
  • 技術面での近況・アップデート
  • ミドクラ様とのコラボについて
  • MLなどの整理について

など、再開にあたってのこれからのユーザグループの方針の発表と、軽めにLT大会が開催できるミートアップができればと思っております。

ミドクラ 加藤様 エンドースメント

この度ご縁あり、世界でも有数の技術力を有したジャパニーズ・ラズベリーパイ・ユーザーズ・グループさんの活動を、ミドクラでホスト&支援させて頂くことになりました。

ミドクラは次のコンテナ技術と言われるWeb Assemblyを用いたEdge Device向けの仮想環境の開発に注力しており、東京のオフィスにはローカル5GやGPUサーバー、3Dプリンターなどを備えたオープンイノベーションのためのラボ(「Midocola」)を設置しています。

今後、グループ固有の活動で自由に使って頂くだけでなく、Edge AIの領域にてラズパイを利用した情報発信、啓蒙を含めた様々な先進的な取り組みなどを進めていければと思います。

参加登録について

参加登録はConnpassにて受け付けております。ご参加をお待ちしております。

https://raspberrypi.connpass.com/event/293132/