Raspberry Pi Ltd. は12月9日に、Raspberry Pi 500をリリースしました。
https://www.raspberrypi.com/news/raspberry-pi-500-and-raspberry-pi-monitor-on-sale-now
「Raspberry Pi 500」は、Raspberry Piがキーボード一体型となった「Raspberry Pi 400」のRaspberry Pi 5版にあたるモデルです。スペックは基本的にRaspberry Pi 5相当ながら、RAMはPi 400の4GBから倍の8GBが採用されました。
単品モデルには、Raspberry Pi OSが書き込み済みの32GBのSDカードがバンドルされます。価格は90ドルです。
キットモデルは、本体、電源アダプター、マウス、MicroHDMI-HDMIケーブル、入門ガイド、SDカードとケースが付属します。価格は120ドルです。
Raspberry Pi 500は、各リセーラーを通じて販売されますが、日本では技術基準適合証明の取得が完了していないため、取得が確認されて、日本のリセーラーによる販売が開始するのを待つ必要があります。
日本のリセーラーはぞれぞれ、今後の販売予定についてアナウンスしています。日本語版も登場予定で、スイッチサイエンスでは価格を20,130 円としています。
KSY https://raspberry-pi.ksyic.com/news/page/nwp.id/144
スイッチサイエンス https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000184.000064534.html
Raspberry PI 公式モニターの発売
Pi 500との組み合わせを想定した、Raspberry Pi 公式のモニターも合わせて発売されました。15.6インチのフルHS IPSパネルとスピーカーを2つ搭載し、折りたたみ式一体型スタンドとVESAポイントも備えています。価格は100ドルです。
Raspberry Pi 400の価格変更
Raspberry Pi 400については、今後も継続して販売されることと、価格が改定されて値下げされることが、合わせて発表されました。
単品のモデルは、価格変更後の出荷分にSDカードが付属するように変更されながら、価格が70ドルから60ドルに下がりました。また、キットモデルも100ドルから80ドルに価格が変更されています。