PoE+ HAT リリース

Raspberry Pi 財団は5月24日、PoE+ HATをリリースしました。価格は20ドルで、6月上旬よりRaspberry Pi認定リセラーから準備発売されます。

PoE+ HATは2018年に発売されたPoE HATの改良版となるPoEに対応したHATボードです。PoE HATは802.3afに対応しており最大15.4Wの電力が供給可能でしたが、今回リリースされたPoE+ HATは802.3atに対応しており、対応したPoEインジェクターと組み合わせることで最大25.5Wの電力供給が可能としています。これにより、Raspberry Pi 4にたくさんのUSBデバイスを接続している状況でもPoE+ HATで安定した電力供給が可能になります。

その他、部品を見直すことで発熱や部品サイズをコンパクトにするなどの改良が加えられています。

なお、以前のPoE HATも引き続き生産されますが、昨今の世界的な半導体不足によって入手困難なシリコンが使用されているため、そのようなシリコンを使用しておらずリードタイムが短いPoE + HATへの移行が検討可能としています。

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